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コラム COLUMN

マウスピース矯正は痛い?痛みの原因と和らげる6つの対処法を徹底解説



矯正治療を検討される方の多くが、「痛みはどれくらいあるのだろう?」という不安を感じています。透明で取り外しができるマウスピース型(カスタムメイド)矯正装置は、見た目や生活のしやすさから人気がありますが、「痛みがあるのか」「どの程度なのか」を事前に知っておきたいという声は少なくありません。

結論として、矯正治療である以上“全く痛くない”とは言えません。しかし、その痛みは多くの場合一時的であり、適切な対処を行うことで和らげることができます。この記事では、マウスピース矯正で痛みが起こる理由と、実際に痛みを感じたときの対処法について詳しく解説します。


マウスピース矯正とワイヤー矯正の痛みの違い

矯正の痛みは「歯が動くときの圧力」「装置が粘膜に触れる刺激」によって生じます。
マウスピース矯正とワイヤー矯正では、歯を動かす仕組みが異なるため、痛みの感じ方にも違いがあります。


マウスピース矯正の痛みの特徴

マウスピース矯正では、段階的に薄い装置を交換しながら歯を動かします。一度に大きな力をかけるのではなく、 小さな力を積み重ねていく仕組みのため、痛みが分散されやすい といわれます。

感じやすい症状としては、

  • 窮屈な感じ
  • 圧迫感
  • 装置が歯を覆う際の違和感

などがあります。多くの場合、装着後2〜3日ほどで次第に慣れていきます。


ワイヤー矯正の痛みの特徴



ワイヤー矯正は、ブラケットとワイヤーで歯を繋ぎ、一気に動かす仕組みです。

装置の調整直後は比較的強く力がかかるため、

  • 噛むとズキっと痛む
  • 食事がしづらい
  • 装置が頬の内側に触れて口内炎になりやすい

といったケースがあります。


マウスピース矯正で痛みを感じる6つの原因

マウスピース矯正では痛みの程度に個人差がありますが、以下のような理由で痛みが起こります。


原因①:歯の移動による圧迫

歯並びと理想の位置との差が大きいほど、矯正力が強くかかります。
とくに治療開始直後や新しいマウスピースに交換した直後は痛みが出やすい時期で、ピークは交換後1〜2日といわれています。


原因②:新しいマウスピースに慣れていない

新しい装置に変えると、歯への圧力が変化し、違和感や軽い痛みが出ることがあります。
通常は3日〜1週間ほどで落ち着くことが多いです。


原因③:アタッチメントに引っかかる

歯に取り付けるレジン製の突起(アタッチメント)が粘膜に触れたり、着脱のときに引っかかることで痛みや擦れが起こる場合があります。


原因④:マウスピースの縁が粘膜に当たる



マウスピースの縁が頬・唇の裏側や歯茎に当たると、口内炎のような痛みが出ることがあります。


原因⑤:装着時間不足による“後戻り”

1日20時間以上装着しないと、歯が元の位置へ戻ろうとする「後戻り」が起こり、
次に装着した際に痛みやフィット不良が生じることがあります。


原因⑥:顎間ゴムの使用による痛み

噛み合わせの調整で顎間ゴムを使用する場合、装着直後にやや強い痛みを感じることがあります。


痛みを和らげる6つの対処法

では、痛みを感じたときはどのように対処すればよいのでしょうか。効果的な方法を6つ紹介します。


① ひとつ前のマウスピースに戻す

新しいマウスピースに変えて強い痛みが出る場合、歯の移動が追い付いていない可能性があります。
ただし自己判断は避け、必ず担当医に相談した上で行いましょう。


② 専用リムーバーを使用する

着脱時の痛みや粘膜への負担を減らすため、専用のリムーバー(道具)の使用が有効です。


③ 痛い部分を削る(要相談)



マウスピースの縁が当たって痛む場合は、角を少し削ることで軽減することがあります。

削り過ぎると破損するため、まずは歯科医へ相談してください。


④ 長時間外さない習慣をつける

痛むからといって外し続けると、歯が後戻りして痛みが強くなるケースがあります。
できる限り装着時間を保つことが重要です。


⑤ 鎮痛剤の服用(指示がある場合)

痛みが強い場合は、歯科医師の指示に基づいて痛み止めを服用します。
成分によっては歯の移動に影響する可能性があるため、必ず相談のうえ使用してください。


⑥ 柔らかい食事を選ぶ

痛みが強いときは、噛む回数を減らせる食事に変更すると症状が和らぎます。


痛みを感じたときに注意すべきポイント

以下は、痛みが出た際に避けるべき行動です。

  • マウスピースを勝手に外し続ける
  • 市販薬を独断で長期服用する
  • 痛い部分を何度も触る
  • 清掃を怠る

不安なほどの痛みが続く場合は、必ず歯科医へ相談しましょう。


渋谷宮下パーク歯科・矯正歯科のマウスピース矯正


当院では、患者さん一人ひとりに合わせた治療計画を作成し、治療の流れや期間、費用、一般的なリスクについて丁寧に説明しています。

口腔内スキャン・レントゲン・セファロ分析などを用いて診査し、適応症例の判断も慎重に行っています。

診療室は完全個室で、衛生管理にも配慮した環境を整えています。


治療期間と通院回数

  • 治療期間:1〜3年程度(全体矯正)
  • 通院回数:24〜36回程度(4〜12週間に1回)
  • 保定期間:1〜2年以上(リテーナー使用)


費用

マウスピース型矯正(インビザライン

症例

費用(税込)

軽度症例

   748,000円

中度症例

   858,000円

重度症例

   968,000円


部分矯正(マウスピース)

  • 327,800円(片顎)


ワイヤー矯正

種類

費用(税込)

表側ワイヤー矯正

748,000〜968,000円

ハーフリンガル矯正

898,000〜1,118,000円

  • 保定装置
  • 約2万円前後(片顎)


一般的なリスク・副作用

  • 歯の移動に伴う痛み・違和感
  • 清掃性の低下によるむし歯・歯周病
  • 歯根吸収
  • マウスピースの破損・紛失
  • 治療後の後戻り


まとめ

マウスピース矯正に痛みを感じることは珍しいことではありませんが、その多くは一時的で、適切な対処で軽減できます。
痛みの原因を理解し、対処法を知っておくことで、より安心して治療を進めることができます。

渋谷宮下パーク歯科・矯正歯科では、患者さんの不安に寄り添い、丁寧に治療を進めていきます。痛みや違和感が気になる場合は、いつでもご相談ください。

著者情報

渋谷宮下パーク歯科矯正歯科 院長 山本 相春

 

【略歴】

2007年北海道医療大学 歯学部卒業後 北海道大学第一口腔外科 研修医

2008年大阪の審美・矯正歯科医院で勤務

2013年都内の歯科医院で分院長として勤務

2016年インビザライン矯正専門医院に勤務

2018年渋谷宮下パーク歯科・矯正歯科 開院

 

【資格・所属学会】

インビザライン認定医ダイヤモンドプロバイダー(年間150症例以上)

日本矯正歯科学会所属

日本歯科審美学会所属

日本成人矯正歯科学会所属

東京医科大学病院医療連携医

東京歯科大学水道橋病院医療連携協力医療機関

ニューヨーク大学2017年iACD DIPLOMA 所得

アリアスリンガルシステムワイヤーハンズオンコース修了

ASO Aligber認定医

ZERO system Basic Course 修了

Basic Course of Implant Orthodontic Treatment Course 修了

3i implant sinus approach advance course 修了