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歯列矯正(インビザライン)で
出っ歯・受け口を治すには?

今日は歯列矯正(インビザライン)で出っ歯や受け口を治せるかにという話題についてです。

 

人間の不正咬合にはいくつか種類があるのですが、みなさまの悩みの中で特に多い症例として出っ歯や受け口がとても気になるという方が多く見受けられます。

芸能人で言うと明石家さんまさんやアントニオ猪木さんみたいに、名前を言うと特徴がパッと思い浮かぶ人もすくなくありません。

出っ歯や受け口になると顔貌や横顔の見た目が変わり、口元が出ているような印象を与えたりすることがあります。

 

口元が突出してくると、唇が閉じづらくなり下顎の皮膚に梅干しの種のような「くぼみ」が見られるようになります。

唇と歯はお互いに密接に関連しています、歯が出ていれば唇も当然外側に出ますし、逆に歯が内側に入っていれば唇も引っ込んだ状態になります。

みなさまはE-line(エラスティックライン)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

E-line(エラスティックライン)とは鼻の先と顎の先を結んだ直線を引き、その内側に口唇が収まると横顔がきれいに見えるという見た目を計る基準のひとつです。

一般的に日本人は欧米人よりも鼻が低い人が多いため、E-line上に口唇があればそこまで口元の突出感は感じられないと思います。

 

しかし顔の審美的基準の一つなので覚えておいても損はないと思います.

出っ歯や受け口はある程度遺伝的なものも関係しているため、不正咬合の中でも完全に治りずらい症例でもあります。

骨格的な要因で顎の骨が突出していたりする場合があり歯並びを修正しても前突感は改善されません。場合によっては矯正後に顎の骨を削ったりする必要があります。

しかし骨格性の前突ではなく歯槽性の前突であれば歯列矯正を行うことにより、横顔の口唇突出感は改善されることが多いです。

判定するには骨格性の前突か、歯槽性の前突なのかは横顔のレントゲン(セファロレントゲン)を撮影してみないと判定は難しいです。

 

それでは、歯列矯正(インビザライン)で歯槽性の出っ歯や受け口を治すにはどうすればよいのでしょうか?

一般的に歯列矯正で歯の前後的位置関係(AーP関係)を治すにはいくつかのポイントがあります。

1.小臼歯の抜歯をする

矯正歯科で行う前後的位置関係を治す選択肢として基本的な処置の一つに小臼歯の抜歯があります、これはだいたい第一小臼歯(真ん中から数えて4番目辺りにある歯)の抜歯を行うことで、そのスペースを利用して前歯を後ろに動かしやすくします。

とくに上下で前後的な位置に差があったり、歯に叢生がある場合は、とても有効な手段です。

現在非抜歯矯正が流行っており、当院でもなるべく抜かない矯正を目指していますが場合によっては抜歯をお勧めすることもあります。

インビザラインではIPR(歯の間を削ること)を計画的に行うことができるため、抜歯ケースはかなり少ないですが、それでもやはり口元の突出感を気にされる方は抜歯という方法を選択したほうが良い場合もあります。しかしむやみやたらに抜歯を行っても、噛み合わせが乱れる原因にもなりかねないので、抜歯を選択するかしないかは矯正医にしても判断は分かれるところです。

2.奥歯をさらに奥側に動かす

これも前歯を後ろに動かすためののスペースを作るのに有効な手段のひとつです、最後臼歯をさらに後方(約2-4mm程度)動かすことにより前歯を後ろに動かすことができます。

メリットとしては歯を削ったり、抜いたりしないため外科的な侵襲がなく身体へのダメージが少ないことです。

デメリットとしては、奥歯を動かすにはとても力がいるため、歯を一本一本動かすことが多く、矯正治療に時間がかかります。

また噛み合わせがしっかりしている奥歯を動かすとせっかくしっかり噛んでいた噛み合わせがずれてしまう恐れもあります。

そのため、奥歯の遠心移動には限界があり歯の後方移動は約2-4mm程度にとどめておくのが一般的です。

3.前歯の歯軸を内側に傾ける

単純に、前歯が出ている人は歯軸が前方に傾斜をしている場合が多いです。

セファロX線画像で歯の位置を計測したとき上下前歯歯軸傾斜角が小さいと歯が前方に傾斜しているということを示しています。

そこで適正な位置まで歯の傾斜を治してあげれば、口元も下げることができます。

しかし、元々歯の傾斜が垂直に近い場合だとそこまで内側に角度を変えれないのであまり意味がありません。

前突感をなくす一つの方法として考えられます。

4.歯の間を削る

これはIPRといわれる手法でワイヤー矯正でも行うことができますが、特にマウスピースを使ったデジタルな矯正で有効な手法です。

計算して歯と歯の間のエナメル質の厚みの数ミリだけを切削することにより、少しずつ隙間を作り歯を動かすスペースを作ることができます。

最終的に歯を動かすたまにそのスペースは利用されるため、削った後の歯の隙間は完全に無くなります。

これを行うと奥歯を奥に動かす量を少なくすることができるので、矯正期間が短くなります。

ただ削ることができる量は歯の生理学的なエナメル質の厚みの半分以下なのでIPRで作ることのできるスペースの量には限界があります。

 

そのため他の方法と組み合わせるのが最も効果的です。

これらの処置を行うことにより前歯が突出している場合その位置から後方に下げることができるのです。

もちろん前述のとおり上下顎の骨が突出している場合は限界がありますが、それでも歯を下げることにより横顔はよりE-lineに近づけることができます。

一昔前はインビザラインなどのマスピース矯正では出っ歯や受け口は治せないと言われていたこともありました。

しかし、今では素材や技術の進化によってワイヤー矯正と比べて遜色のないくらいの結果を残すことができています。

医学の世界は日進月歩なので、時代が進めばもっと有効な装置や矯正方法が開発されるかもしれません。

もしかすると未来では1日で歯並びを治すことができるようになるかもしれませんね、期待しましょう。

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