透明なマウスピースを使った矯正治療のひとつである「インビザライン」は、1997年にアメリカのアライン・テクノロジー社によって開発された比較的新しい治療方法です。歴史が長いわけではありませんが、すでに世界で1200万人を超える人(※2022年2月時点)に利用されていて、日本でも2006年ごろから導入されています。
従来のワイヤー器具を使った矯正やマウスピース矯正に比べ、最新のテクノロジーを駆使して作られたインビザラインによる治療は正確性がはるかに高いと言われ、器具が目立たず、痛みや抜歯のリスクが少ないといったメリットと合わせ、多くの患者さまに活用されています。
インビザラインの一番のメリットは、透明な薄いマウスピースを使って治療を行うため、矯正をしていることが目立ちにくいという点です。ワイヤー器具を付けているのが恥ずかしいと感じる人や、人前に出るお仕事をしている人にはもってこいの治療方法と言えるでしょう。また、インビザラインはコンピューターを使って治療計画をシミュレーション(クリンチェックといいます)していきます。そのため、治療開始前に最終的な歯並びがモニター上で確認できますので、治療中の不安感を軽減してくれることでしょう。さらには、歯を抜いた場合はこんな風になる、抜かなかったらこういう感じに、などの比較も見ることができますので、より安心して治療に臨むことができます。
このようなメリットから、インビザラインは下記のような方に特におすすめです。
当院ではすべての患者に同じクオリティの治療を受けてもらえるよう、必ず全ての症例について院長が治療計画を立てています。先生との距離が近いため、矯正治療中にわからないことがあれば気軽にLINEなどでお聞きいただけます。院長は年間で約200症例以上のインビザラインの治療経験があり、2020年度から3年連続でダイヤモンドプロバイダー(年間150症例以上)に選出されています。
当医院でインビザラインを始める場合、必ず院長から治療計画について動画シミュレーションで説明を受けていただきます。もし、抜歯などの必要性がある場合は、抜歯する場合と抜歯しない場合の両方の治療について説明します。実際にシミュレーションを見比べて、治療方法を決定することも可能です。必ず事前に患者に同意を得てから治療をおこなうため、安心して治療を受けられます。
治療を迷われている場合は、治療計画のシミュレーション動画を見た上で判断いただくことも可能です。精密検査は約4000円程度と安価なため、比較的ご負担の少ない形で検討頂けます。
治療中の無駄な追加料金や調整料金などは一切ありません。インビザライン矯正にかかる費用の総額を最初に提示するトータルフィー制度なので、通院のたびに終わりまでいくらかかるか不安になることもありません。
当院は渋谷駅から徒歩一分という立地にあるため、気軽に通院いただけます。また、平日は20時まで診療を受け付けているため、会社帰りにも立ち寄ることが可能です。 インビザラインは1年以上かかることが多く、何度も通院いただく必要があります。極力負担がなく通って頂けるのが当院の特長です。
患者さまによって、状態や希望はさまざまです。まずは、じっくりとお話をしましょう。こちらからは、治療の内容や方法、費用などについてご説明します。患者さまからは、どうなりたいかや疑問に思っている点などをお聞かせください。当院では、カウンセリングを無料で承っておりますので、ご希望の方はお気軽にご予約ください。
【WEB予約フォーム】から、時間を指定しての無料カウンセリング予約ができますので是非ご利用ください。
カウンセリングでご納得いただいたら、マウスピース矯正を行うための検査に移ります。お口の中の状態をチェックしたり、レントゲン撮影などを行います。また、マウスピースを作るためにお口の中をスキャニングします。
検査の結果を受けて歯科医師が治療計画を作成し、ご説明します。疑問やご希望があれば、遠慮なくお伝えください。患者さまから「歯は抜きたくない」「スピードを優先したい」「とにかく目立たないようにしたい」など、ご意見をいただければ、なるべく応えられるように計画を修正していきます。
いよいよ本番です。患者さま専用のアライナー(矯正用マウスピース)をお渡ししますので、お伝えする注意事項をご理解していただいた上で装着してください。治療にかかる期間は、歯を動かす距離や本数によって変わりますが、おおよそ1年~3年程度です。
治療が終わり、美しく整った歯並びを手に入れたら、最後の仕上げに入ります。一定期間、歯が元の位置に戻らないように保定を行います。保定にはいくつかの方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。お口の状態や患者さまのご希望を考慮して、使用する器具を決定します。
療後に行う保定の最も大きな役割は、動かした歯が元の位置、つまり良くなかった歯並びに戻ろうとするのを防ぐことです。マウスピース矯正に限らずどんな治療方法であっても、歯は元々あった場所に戻ろうとする性質がありますので、保定を行わないとせっかくの矯正治療が水の泡です。
保定をするための器具は「リテーナー」と呼ばれ、いくつかの種類があります。
取り外しのできるリテーナーもありますし、ガッチリと固定してしまうワイヤー式リテーナーもあります。マウスピース型のものもあり、インビザラインで治療を行った患者さんであれば、こちらの方が違和感なく使えるかもしれません。インビザラインを開発したアメリカのインビザライン社からもマウスピース式のリテーナーが出ています。
どの保定方法を使うかは、患者さまのお口の状態やご希望を加味した上で検討していきます。
歯列矯正治療は、健康保険の効かない自由診療となるため、病院によって費用に差があります。
当院では、全体矯正では68万円~88万円(税別)にて行っています。治療内容によって変化する場合もありますので、まずは下記の表をご覧いただき、来院時に詳細な説明をお聞きください。
デンタルローンによる分割払いも可能ですので、詳しくはお問い合わせください。
矯正装置 | 治療の目安 | 費用(税別) |
---|---|---|
インビザライン(全体) | 1年~3年程度 | 68万円~88万円(期間・症例の難易度による) |
治療前の予測とまったく違う歯並びになるようなことはありませんが、100%思った通りにならないことはあります。ただし、これは治療を続けることでリカバリーが可能ですし、この治療は料金に含まれています。
歯列や骨格によってはインビザラインが適用できない方などもいらっしゃいます。また、歯並びによってはインビザラインだけでは治療が難しく、ワイヤーなどの器具を併用して進めるケースもあります。
基本的に永久歯が生えそろったらマウスピースでの矯正治療は可能ですので、個人差はありますが概ね11歳から12歳くらいからです。現在は混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)用のマウスピース矯正もありますので、永久歯が全て生えそろう前からでも治療が可能ですので1度ご相談ください。
特に違いはありません。矯正治療後に歯の後戻りを防ぐために行う保定では、マウスピースを使うケースが多いので、インビザラインから進む方が違和感は少ないでしょう。
人によって違う歯並びに対し、適切な治療計画が作れるかどうかや、リカバリー時の対応など、歯科医師の経験値によって差が生まれます。事前に症例数を比較するなどすると、歯科医院選びの目安になるでしょう。当院の院長は、インビザライン専門医院での勤務経験などもあり、十分な経験を積んでいます。
最初の数日間は違和感があるかもしれませんが、慣れれば問題はありません。患者さまの中には、マウスピースをしながら管楽器を演奏している人もいらっしゃいます。
実を言うと、矯正治療に携わった経験のない歯科医師でも、インビザラインを使った治療を行うことは可能です。ただ、そういったケースでは、インビザラインの開発元であるインビザライン社任せの治療になってしまいます。逆に、しっかりと経験を積んだ歯科医師であれば、より正確で患者さんに合った治療方針を立てることが可能となります。
私は、これまでにインビザライン専門の歯科医院などに勤め、経験を重ねてきました。ですから、安心してお任せいただけるのではないかと自負しています。
となると、確かに、インビザラインに特化した専門歯科医院の方が症例数は多いと思いますが、当院は一般歯科治療も行っています。お口の中に虫歯や歯周病がある場合は先にそちらを治療しないといけないのですが、専門医院の場合は別の歯科医院で治療を受けなければなりません。当院であれば、すべてまとめてお引き受けできますので、患者さまの負担はだいぶ抑えられるはずです。
インビザラインを使った矯正治療に興味のある方は、一度当院までご相談に来てはいかがでしょうか。
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | △ | △ |
午後 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | △ | △ |
午前:11:00~14:00
午後:15:30~20:00
△:午前 10:00~13:00
午後 14:00~17:00
休診日:水曜日・第2第4日曜・祝日