なぜ定期検診を受けることが重要なのか?|渋谷宮下パーク歯科・矯正歯科のブログ

なぜ定期検診を受けることが重要なのか?

2018.12.2

こんにちは、渋谷宮下パーク歯科・矯正歯科の院長の山本です。
もう12月ですね、今年もあと一ヶ月です頑張っていきましょう。
今回のテーマは定期検診の重要性の話題について話していこうかと思います。

 

ところでみなさんは歯科医院の定期健診には行っていますでしょうか?
基本的には患者さんが自ら歯医者に行きたい!と思う人は少ないと思います、それは歯医者の治療が痛いとか何回も行くのがめんどくさいとかそういったイメージがあるからではないでしょうか?誰しもがわざわざ好き好んで自分の歯を削って欲しいなどとは思いませんよね。

その結果小さなむし歯ができても、痛くないから放置しようと思い時間がたつと、虫歯が大きくなりしみたり、痛みが出てくることになります。
そうなると歯医者に行かなければならない事情ができ、また長い治療を受けるために歯科医院の予約を取るというパターンが多くなります。

 

たとえば歯医者さんで治療をするとき患者側からしたらもっと早くまとめて治してよ~と思うかもしれません、こちらもそうしたいのはやまやまですがそうはいかない事情があるのです。

虫歯を放置してしまい、虫歯が重症化すると虫歯から歯の根っこの病気となり、ばい菌が広がって根尖性歯周炎という疾病になります。
こうなると歯を治すだけでなく、根気よく歯の根っこから炎症を取り除く治療を行わなければなりません。
この治療は炎症が取り除かれるまで行わないといけないので治療回数が何回かかるかわからないのです。
そのため虫歯ができた場合はなるべく、広がる前に治療しなければなりません。

一回でも長く歯医者に通っていた方は経験したことがあるかもしれませんが、治療が終わって晴れて歯の治療がすべて完了した後、帰り際に歯科医や受付から今後は数か月に一回は定期健診に来てくださいね、と言われることが多いかと思います。
患者さん自身はやっと頑張って治療を終えたのに何でまた歯医者に通わないといけないんだろう?と思ったりする方もいるかもしれません。しかし、定期健診こそがその後の患者さんのお口の健康状態を左右する重要なものなのです。
そこでなぜ定期検診を受診することが重要なのかをこれから説明していきたいと思います。

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まず定期健診に行ったほうが良い理由の一つは虫歯の早期発見という目的があります。
基本的に虫歯の大きさや数の多さと治療期間は比例する場合が多いです。
つまり虫歯を早いうちに発見できたら通院回数はグンと少なくなるのです、特に虫歯ができやすい人ほど早期発見のメリットは大きいです。
虫歯が進行して神経まで行ってしまうと、歯の根っこの治療に時間がかかったり、終わった後もかぶせ物を作ったりしなければならいので時間がかかってきます。
また虫歯が進行しすぎると歯の根っこまでダメになってしまい、最悪歯を抜かないといけなくなるため、食べ物が噛みずらくなったりインプラントや入れ歯を入れないといけなくなったりします。
大人になるとむし歯の進行が子供の時よりも遅くなるので最低でも半年に一回の検診に行けば、虫歯が見つかったとしても重症化する危険性は低いでしょう。
ということで結果的に虫歯の治療期間、治療費は安くなるのです。
痛くなる前に虫歯を治すことが簡単に早く治療を終えるコツです。

 

 

定期健診行く2つ目の理由としては歯周病予防です、実は日本人の約80%は歯周病にかかっていると言われます。
歯を失う原因で多いのは実は虫歯でなく歯周病といわれています。
歯周病は心疾患や認知症、糖尿病などの原因に影響する可能性があると言われています。
つまり歯茎の健康を保つということは、全身の健康を保つということも言えます。
歯周病は慢性疾患なので一度かかってしまうとなかなか治りません。
そのため歯周病にかからないためには歯のクリーニングや清掃をしっかりと行い予防することが大切なのです。

 

欧米では日本よりも定期検診に行く習慣が進んでいるため、国民の80%以上の人が検診に行っていると言われています、そのおかげで70歳以上の方の残っている歯の本数は平均17本くらいあります。
日本で定期検診に行っている人の割合はわずか2~3%と言われています、残存歯数は平均8本程度です。かなり差がありますよね。
このことに関しても欧米と日本では歯に対する健康の意識の持ち方が違うことがわかりますよね。

 

歯医者さんでしっかり歯磨きの状態を見てもらい、PMTC(歯科医院でしかできない機械的清掃)を行うことで歯周病を防ぐ必要があります。
歯の値段は一本130万円とも言われています、これは事故などで歯を失った場合に賠償される金額がこのくらいです。
お金で歯を買うことはできませんがそのくらい価値があるものと言えます。
将来歯を失って後悔をしないためにも、なるべく手遅れになる前に対策をすることが重要なのです。
そのため、今現在はもちろんのこと80歳になっても自分の歯で物が噛めるようになるために定期検診をしっかり受診しましょう。