インビザライン(マウスピース矯正)の種類について|渋谷宮下パーク歯科・矯正歯科

インビザライン(マウスピース矯正)の種類について

2018.11.27

こんにちは、もうすぐ12月ですねー、今年もあと一ヶ月となってだいぶ年末らしさもでてきました。ほんと一年ってあっという間に過ぎちゃいますよね。

 

今回の話題はインビザラインの種類について説明します、実はインビザラインはいくつかの種類があるんですよ。
大きく分けると4種類くらいに分かれるんですが、すべての歯科医院やドクターがすべての種類のインビザラインを使いこなしているわけじゃなくて矯正医によってはこの種類のインビザラインしか使わないという人もいたり、このインビザラインはシステム上使えないといったものもあります。
その辺についてこれから説明していきます。

 

 

インビザライン・コンプリヘンシブパッケージ(インビザライン・フル)

まずはインビザライン・コンプリヘンシブパッケージです、昔はインビザライン・フルと呼ばれていたものです、これはその名の通り全体的な矯正に使用するパッケージです。
このパッケージでは歯牙移動の制限などがなく、前歯から奥歯まですべての歯を移動させることができます。
奥歯の移動ができるということは噛み合わせやA-P関係(歯の前後的な関係)も治療することができます。
噛み合わせの悪い歯を治したり、出っ歯や反対咬合、開口なども治療することができるため多くの歯科医院で採用されています。
このシステムだとほぼすべての不正咬合に対応できるので、インビザライン・コンプリヘンシブパッケージはインビザラインを行うドクター達にとってはまずファーストチョイスになることが多いです。

しかも追加アライナーは5年間であれば無制限に発注することができるので大きな移動が終わった後、細かい治療まで思う存分行うことができます。後述しますが、後々のアライナーのオプションでは追加回数に制限があります。
制限がある場合、万が一当初の治療計画どおりにいかなかった時など、追加修正できなくなる可能性があるので歯の移動にある程度の制約がかかると言わざるをえません。そのためインビザライン・コンプリヘンシブパッケージはおそらくインビザライン矯正を行う時にもっとも選ばれるオプションであるといえるでしょう。

 

また少し前までは、10代の患者様に適応されていたインビザラン・ティーンというオプションがありました。
追加の回数や、動かせる歯牙の料はインビザライン・フルと同じですが、インビザラインティーンでは、第2大臼歯(真ん中から数えて7番目の歯)の位置に萌出タブというものが付いています。このことにより、10代前半でまだ第二大臼歯が生えていないお子様でも、インビザライン矯正を行うことができます。
また交換時期がわかりやすいように、青色のインジケーターがついており、色が変わることによってより交換時期を把握しやすいようにできていました(コンプリヘンシブにもつけることができます)
成長途中のお子様でも、インビザラインが使用できるというのは魅力の一つですよね。

 

 

ンビザライン・ライトパッケージ
インビザライン・ライトはインビザライン矯正を行う患者の中でも比較的簡単な症例で使用されます。
全体的に動かせる歯牙の位置はインビザラインフルと変わりませんが、ステージ数が上限14までしかなく、追加も2回までしかできないので症例によってかなり適応が限られます。また追加できる可能年数は2年間と限定されています。
隙間がある歯を閉じたり、かんたんな叢生(でこぼこ)であれば治療ができますが、中程度~重度の症例は治すことができません。
A-P関係を改善させるのも可能ではありますが現実的には難しいでしょう。このあたりは矯正医の診断によるものなので、一度歯並びを診てみてもらいしっかりと診断してもらう必要があるでしょう。

 

 

インビザライン・エクスプレスパッケージ
これはかなり症例が限定されるパッケージです。ステージ数は7までで追加も1回しかできません。
適応症例としては、矯正後の後戻りを治したり、MTM(1、2本程度の少ない歯の移動)を行う時に使用されます。
ステージ数が少ない分かなり矯正部位は限局されるため、そこまで使用されることはないでしょう(ドクターによっては使用するかもしれませんが)

 

 

インビザラインi-GO
こちらは最近登場してきた新しいインビザラインのシステムです。
他のインビザラインシステムと少し違っていて、こちらは動かせる歯牙が前歯部のみと限局しています。
一般矯正医向けのシステムで、矯正医以外の歯科医でも行うことができるシステムです。
前歯だけなので、奥歯は動かすことができず噛み合わせは変えられないのですがその分前歯の歯並びの治療に特化することにより手軽で短期間で治すことができます。費用も他のインビザラインに比べて安く済ませることができることが多いです。
ただ前歯部に限局している分、ライトやエクスプレスパッケージと同様に適応に限りがあるために、事前の診査が必要になります。
もし症例が適応されるなら選択肢の一つとして十分に考えられますよね。

 

いかがでしたでしょうか?インビザラインといっても結構いろいろな種類がありますよね。
歯の移動量や目指すゴールによっても適応システムに違いがあると思います。
どのシステムを選択するかは担当医の判断ですので、事前にじっくりと相談して決めるのをお勧めします。